当教室では、造形と絵画が半分ずつになるようにしています。
また、造形作品に絵画の要素を取り入れるなど、工夫したプログラムを日々作成しています。
造形作品
ぼく・わたしのまちをつくろう
キッズクラス制作
スギヤマカナヨさん作の絵本「ぼくのまちをつくろう!」を参考に、自分だけのまちを制作しました。
この絵本は、作者のスギヤマカナヨさんが東日本大震災後に被災地を訪ねた際、何もなくなってしまったまちを見て、「何かできることはないか」と考え、作られた絵本だそうです。
そんな絵本を生徒たちと一緒に読み、ぼく・わたしのまちには何があるだろうかと想像を膨らませます。
そして、まずは自分のおウチを作ることにしました。
自分のおウチをダンボールで作っていきます。
制作が進むと、様々な発想のおウチがどんどん出てきます。
・すべり台のあるおウチ
・お城みたいなおウチ
・うさぎのおウチ
などなど、ワクワクするおウチができあがっていきます。
ダンボールで土台ができたら、アクリル絵の具で色付けです。
みんな思い思いに、好きな色に着色していきました。
色付けが完成したら、いよいよまちの制作です。
まちには、道が必要です。グレーやホワイトのマスキングテープで道路を作っていきます。
道路が完成したら、まちに必要なものをどんどん描いていきます。
学校、幼稚園、木、池、川、お店、他の人のおウチ、ビル、駐車場・・・
私たちの教室を描いてくれる子もいました。
こども達のたくさんの思いが詰まった大作が、こうして完成していきました。
しめ縄をつくろう
キッズクラス・ジュニアクラス共通制作
しめ縄って知ってるかな?そんなお話から説明が始まりました。
・いつ飾るか
・どこに飾るか
・何のために飾るか
などなど、みんなに知ってもらいました。
しめ縄のことが分かったら、制作開始!
みんなで縄をねじってまとめて2人チームで共同作業をしました。
抑える役とねじる役に分かれて、交互にまとめていきます。
なかなか力のいる作業を頑張った後は、みんな達成感に満ちていました。
しめ縄の土台が完成したら、飾り付けです。
お正月をイメージできそうな和紙折り紙やマスキングテープ、お花や松の木を装飾しました。
絵画作品
ムンクの叫び
キッズクラス制作
実際のムンクの「叫び」を見て、たくさんの想像をしてもらいました。
なんでこんな顔をしているんだろう
「道に迷ったのかな?」
「忘れ物しちゃったのかな?」
「後ろにいる人、友達なんじゃない?」
などなど・・・
三原色と白色のアクリル絵の具だけを使用し、作品の中の夕焼けが染まっていく色の変化を感じ取って、表現してくれました。
オバケがやってきた
キッズクラス・ジュニアクラス共通制作
先生「10月の大きなイベントは何だろう? 」
みんな「ハロウィン!」
先生「ハロウィンにやってくるのは? 」
みんな「オバケ!」
先生「オバケっていつ来ると思う? 」
みんな「夜!」
先生「オバケってどこに来ると思う?」
みんな「学校!」「幼稚園!」「おウチ!」
などなど想像を膨らませながら、まずは黒画用紙に白のアクリル絵の具で夜の街を描きました。
そして、絵の具が乾かしている間、みんなで想像します。
先生「オバケってどんなのだろう?」
みんな「ぬりかべ!」「ひとつめ!」
などなど、また想像を膨らまして、マジックライトペンでおばけを書き込んでいきました。
そんなオバケの街を教室全体に貼り付けて、教室を真っ暗にしたら、オバケの登場です!
ブラックライトで照らして、みんなでオバケを探します。
みんなで作った光るスライムやオブジェも照らして、ハロウィンパーティーを楽しみました。
※再生すると音声が出ます。
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