新型コロナウイルス対策によるお休み中のオンライン学習

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新型コロナウイルス対策によるお休み中のオンライン学習

みなさんこんにちは!

体調に変わりなくお過ごしでしょうか?

順調に家庭学習を進められているでしょうか?

先日、当教室で行ったアンケートでも感じましたが、家庭学習の進捗次第で、こども達の成長に差がついているように感じます。

新型コロナウイルス感染対策のお休み中、各学校では、様々な対応を取られています。

先日、私の教師の友人とのテレビ電話で伺ったお休み中のオンライン授業のお話などを記載いたします。

 

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1.オンライン授業について

GW明けより、各学校や教育委員会主導により、オンライン授業が始まりました。

私の知っている限り、いくつかのパターンに分かれています。

 

①板書内容をパワーポイントなどの資料にまとめて、動画で説明。

私立小学校で勤務している私の友人はこのパターンで、学校には出勤せず、自宅でパワーポイントで資料を作成。

その後自分で動画を作成し、専用のサーバーにアップロードしているとのことでした。

ちなみに学習塾でも、同様の対応をされているところがありました。

 

②黒板を使って、いつもの授業のように動画で説明。

奈良県では、奈良市教育委員会が率先して動画をYouTubeにアップロードしています。

https://www.youtube.com/channel/UCk6UAGnYNgm2HQM5SmNLupg/videos

拝見すると、様々な先生方が、慣れないながらもこども達に伝わるように丁寧に説明されていることが伺えます。

バッジをつけられている方は、おそらく教育委員会の方だと思います。

また、私たちの北葛城郡でも動画を作成されています。

ただ、パスワードが必要なようで、関係者以外には開示されていませんでした。

 

③zoomなどのミーティングシステムを利用してホームルームを実施

こちらも私立小学校の友人の話ですが、zoomを利用し、月水金の朝にホームルームを行っているとのことでした。

 

2.学習教材について

私の友人が勤務する神戸市の小学校では、オンライン学習支援ツールが導入されています。

「みんなの学習クラブ 」 という学習支援ツールでプリントを生成し、こども達に配布します。

先生たちは、提出されたプリントを随時チェックしているようです。

 

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3.オンライン学習の課題

オンライン学習の課題は様々あります。

実際、今回の状況で利用したご家庭内でも課題を認識されたことかと思います。

 

①授業が一方通行のため、こども達の理解度を確認できない

これまでの授業だと、授業者からこども達の顔が伺え、その様子を見て進捗することができましたが、動画配信の授業だと、こども達が理解しているのか見えません。

こども達が動画を流しているだけで、見ていないこともありそうです。

 

②他の友達の様子が分からない

他の友達がどれくらい進んでいるのか、理解しているのかこども達から見えません。

また他の友達の様子を見て、課題に取り組んだり、教えてもらって理解しているケースも少なくなかったと思います。

 

③授業が一方通行のため、学習が対話的でない

少しずつ学校に取り込まれてきたアクティブラーニングも、一方通行の授業では行えません。

他の友達を知ったり、一緒に高め合ったりすることはできません。

 

④こども達が動画を見ているかチェックできない

そもそも先生たちが家庭での詳細な学習状況(どの動画を見たのかなど)をチェックできません。

結構見ていないこども達も多いようです。

※友人の話ですが、zoomのホームルームを忘れるなどで、欠席する生徒がたくさんいるそうです。

 また、こどもたちの反応も伺えず、なかなか辛いようです。

 

⑤評価ができない

オンラインだけの授業になると、現在の小学校の通知簿の中の項目に、確認できないものが多数あります。

※友人の話ですが、このままいけば一学期は通知簿をつけない可能性もあるとのことでした。

 

⑥学校や教育委員会によって対応がマチマチ

動画を作成するのか、どこにアップロードするのかなど、学校や教育委員会によって、対応がマチマチです。

作成者がそれぞれ異なるので、動画の質や数もマチマチのようです。

先生たちも慣れないことをしているので、かなり負担は大きかったと思います。

 

4.私たちの教室では

私たちの教室では、新型コロナウイルス対策によるお休み中、レッスンのオンライン化は行いませんでした。

プログラミングに関しては、

①学習環境が家庭ごとに違い、学習用のパソコンやタブレットが自宅にない。

②個別指導のようなレッスンの形態にしている。

造形絵画に関しては、

①画材などの教材を普段は教室側で準備しているため、配送が必要。

②おウチで行う内容には限界がある。絵の具などの使用にはリスクがある。

などの理由により、通常のレッスンと同じやり方で、短時間でオンライン化することは厳しいと感じました。

また、いきなりオンライン化することにはリスクを感じzoomでのお話という形で取り入れをしました。

zoomでお話をするだけでも、たくさん気付きがあり、その点は良かったと感じています。

 

今回は、レッスンのオンライン化を見送りましたが、同じような状況がまた発生するかもしれません。

なので、何かしら適切な方法を検討していこうと考えています。

 

5.さいごに

オンライン学習は以前から取り入れを推奨されていましたが、新型コロナウイルスにより、強制的に取り入れることになりました。

やはり最初は上手く行かず、現状はやはり「学校の方がいいね! 」 となっているように感じています。

仕組みが見直しされ、こども達が安心して学習でき、先生たちの負担も減るように改善されていくといいですね。

 

PCやタブレットが、品薄や入荷待ちになるほど売れたそうです。

進研ゼミのチャレンジタッチも届くまで1か月以上かかるようです。

各家庭でのオンライン学習環境が整う良い機会になっていればいいですね。

 

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