子ども達の小さな成長(プログラミング編)その1
様々な子ども達との出会い
プログラミング教室を始めて、約半年が経過しました。
まだまだ不慣れなことや、勉強不足なことも多くありますが、たくさんのことを経験し、様々な子ども達と出会うことができました。
・自分が難しいと思うこと(やったことないこと)には一歩引いてしまう子
・すでに苦手分野がある子(学校や幼稚園でのトラウマ?)
・何にでも好奇心旺盛な子
・大人顔負けの知識を持った子
まだ生まれて10年にも満たない子ども達に、全く同じ子がおらず、得意不得意や好き嫌いが違うといった背景には、育った環境が異なるのだろうなー。
と日々感じております。
子ども達の小さな成長(プログラミング編)その1
そんな中で、最近よく見かける光景を書きます。
子ども達はどうやら大きな数字が好きなようです。
数字を入れる部分を見つけると、ついつい「99999999999999999回」のように入れてしまうんですね。
↑イメージ
このプログラミングブロックは、キャラクターを歩いているように見せながら、端に着いたら跳ね返るというものなのですが、
こんなに繰り返しても、当然すぐに終わりません。
でも、子ども達には、なぜか毎回これが楽しいんです。
そんな時、私は、「それが終わるまで帰れま10やでー!」とか言ってみるのですが、
子ども達は、「えー!無理ー!」と言って、その場は実行停止しますが、ついついまた実行・・・笑
するとある時、長く通ってくれている子が言いました。
「それ意味ないで!」「「ずっと」ってブロックあるやろ?それ使いやー。」と。
↑イメージ
私は驚きました。「いやいや、自分もついこないだまで・・・」とも一瞬感じてしまいましたが、
「すごいなー」と感心しました。
それが本当に必要なのか、意味があるのかないのか、自分で試してみないと分からないものなんだなと感じました。
「意味がない!」とか「間違っている!」というものでも、自分で試して、その目で確認することが大切だと感じました。
子ども達の成長を感じると共に、「意味がない」ことでも、子ども達が一生懸命取り組んでいることは、ソッと見届けないといけないのだなと感じました。